SSブログ
jin ドラマ 完結編 ブログトップ

JIN ドラマ 完結編 ~原作との違い②~ [jin ドラマ 完結編]

JIN ドラマ 完結編 原作との違い②

JIN ドラマ 完結編 第2話は仁先生が考案した 脚気を改善するためのお菓子「安道名津(あんドーナツ)」が話の中心となるお話です。 ※文庫版だと5巻6巻に収録されています。 仁先生が考案した安道名津(あんドーナツ)が評判となり、 その噂は皇女和宮(将軍家茂の正室)の耳にも入り、 ぜひとも安道名津を食べたいとの申し出が仁先生にあって、、、 というところはほぼ原作通りです。 違う所は野風が仁友堂で働く経緯です。 野風は仁先生に乳がんの手術を行ってもらった後に 「自分と同じように苦しんでいる遊女を助けたい!」と 仁先生と咲に頼みこみ、仁友堂で働くことになります。 ドラマだと長屋を追い出された野風が仁友堂で働くと いった形になっていて、そこは何か腑に落ちない感じです。 この野風に対する仁先生の考え方が原作とドラマでは大きく 違います。野風が未来の仁先生の恋人に似ているという設定は ドラマだけのオリジナルです。これがミソです。 ドラマだと仁先生は未来の恋人に会うためになんとかして未来に 帰りたいと言います。ですが原作ではそんなことはなく、 むしろ「もう未来には帰れない」と腹をくくっているのです。 これはかなり違う解釈です。恐らく原作通りにやってしまうと ただ仁先生が江戸時代で奮闘するというだけになってしまうので、 未来に帰りたいという葛藤を織り交ぜたかったのかなと思います。 ドラマは別の解釈で進んでいくので、 原作との違いを比べていくのはとても楽しいですよ! 次は第3話をアップしたと思います。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

JIN ドラマ 完結編 ~原作との違い①~ [jin ドラマ 完結編]

jin ドラマ 完結編  ~原作との違い①~

「JIN-仁-」完結編の第一話は初回から気合いの 入った2時間5分の特別放映でした。 ここにTBSの力に入れ具合が伺えます。 第1話は大きく分けて、三つの話で構成されています。 1、咲の母・栄の脚気(かっけ)の治療 2、佐久間象山との出会いと治療 3、西郷隆盛との出会いと治療 「JIN-仁-」に限ったことではありませんが、 原作があるドラマが原作の通りに進むということは なかなかありません。 先に挙げた3つの話も順番が原作とは違っています。 原作では佐久間象山と西郷隆盛に会うのは栄の治療をする前になっています。 まぁ直接的に関係する話ではないので、順番はあまり関係ないのでしょう。 ※ちなみにこの3つの話は文庫版の4~5巻に収録されています。 上記の3つの話の中で原作と大きく違う点は 新撰組・沖田総司が出てこないという点です。 「JIN-仁-」において沖田の存在はかなり大きく、 仁先生ともちょくちょく絡むのにドラマでは一切出てきません。 それが不思議でなりませんがドラマは沖田抜きで話が 進みます。 自分としては人を活かそうとする仁先生と人を殺そうとする沖田が 対極な立場であるにも関わらず、交流を深めていく中でお互いを認めていくという 構図が好きだったので、ドラマではカットされてしまい残念でなりません。 「JIN-仁-」というドラマはどうも龍馬を話の中心に持っていっている節が あったので、恐らく新撰組の話は尺の問題でカットになったと考えられます。 沖田がどのように仁先生と絡むかは、ぜひ原作をお読みになってくださいね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
jin ドラマ 完結編 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。