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JIN ドラマ 完結編 ~原作との違い②~ [jin ドラマ 完結編]

JIN ドラマ 完結編 原作との違い②

JIN ドラマ 完結編 第2話は仁先生が考案した 脚気を改善するためのお菓子「安道名津(あんドーナツ)」が話の中心となるお話です。 ※文庫版だと5巻6巻に収録されています。 仁先生が考案した安道名津(あんドーナツ)が評判となり、 その噂は皇女和宮(将軍家茂の正室)の耳にも入り、 ぜひとも安道名津を食べたいとの申し出が仁先生にあって、、、 というところはほぼ原作通りです。 違う所は野風が仁友堂で働く経緯です。 野風は仁先生に乳がんの手術を行ってもらった後に 「自分と同じように苦しんでいる遊女を助けたい!」と 仁先生と咲に頼みこみ、仁友堂で働くことになります。 ドラマだと長屋を追い出された野風が仁友堂で働くと いった形になっていて、そこは何か腑に落ちない感じです。 この野風に対する仁先生の考え方が原作とドラマでは大きく 違います。野風が未来の仁先生の恋人に似ているという設定は ドラマだけのオリジナルです。これがミソです。 ドラマだと仁先生は未来の恋人に会うためになんとかして未来に 帰りたいと言います。ですが原作ではそんなことはなく、 むしろ「もう未来には帰れない」と腹をくくっているのです。 これはかなり違う解釈です。恐らく原作通りにやってしまうと ただ仁先生が江戸時代で奮闘するというだけになってしまうので、 未来に帰りたいという葛藤を織り交ぜたかったのかなと思います。 ドラマは別の解釈で進んでいくので、 原作との違いを比べていくのはとても楽しいですよ! 次は第3話をアップしたと思います。




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